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原の天狗祭り [秩父地域情報]

荒川の対岸の気になっていた男の子のお祭り

なんか良いね~
こちら側も昔はあったそうです。大きい子が年下の子を面倒みながら、秘密基地みたいに枝や杉の葉で作ってその中で何やら「ヨイ事」をするんですって…
そして、夜に基地を燃やして終わるって…
高く建てた一番上には「天狗の枕」が掲げてあります。
正式にはいわれは有るらしいですが、毎年対岸で火が上がるのを見ていて今年こそ!行ってきました。

近くまで行くと、太鼓の音が聞こえて来て、真っ暗な山の中腹から子どもの声が聞こえて来ました。
私達が着くと、ちょうど秘密基地めいた所から子ども達が出てきました。するとみるみるうちに白い煙がモクモク出てきてパチパチ言ったかと思っているうちにボーっと火に包まれました。
天狗祭り1天狗祭り2
観覧者には子どもからお菓子が振る舞われ、暫し火の粉が高く上がって行くのを眺めていました。
天狗祭り3
天狗の枕が付いていた太い木の三脚だけが骨のように残りました。年上の3人が順番に鉈で倒していきます。そしておしまい…。
そんな素朴なお祭りでしたが、昔は何処でもあったお祭りなんだよ!と還暦過ぎのオジサンは話してくれました。
子どもが少なくなり祭りがなくなって行くのは仕方がないのかもしれませんが、年上の子が年下の子の面倒を見るような機会のない最近の子ども社会に寂しさを感じてしまいました。
鉈なんて見たことも無いでしょうし、山で遊んだ事も無い子どもが多いんでしょうね。
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